赤ぶどう葉|むくみに効くハーブ

むくみ薬やむくみサプリに使われる赤ぶどう葉の成分について

市販薬のむくみ薬「アンチスタックス」の主原料も赤ぶどう葉ですが、この赤ぶどう葉は西洋医学では昔から薬草として、その効能が重宝されてきました。

 

赤ぶどう葉は、ローマ時代にも使われていて当時は外傷の治療として評価していた記録があるそうです。

 

そして、特にタンテュリエというブドウ品種の赤い葉が、血管の疾患治療に有効と薬草本に記載されたのをきっかけに注目されるようになったそうです。1948年に刊行されたということなので、第二次世界大戦後から注目をあつめたハーブ薬になります。

 

赤ぶどう葉と言われているのは、この薬草本に書かれているとおりタンテュリエというブドウ品種の赤い葉のことを指しています。このタンテュリエというブドウ品種の葉は昔から赤ワインの色付けに使われていました。タンテュリエは、一般的なブドウよりも色素やポリフェノール類(フラボノイドを含む)が含まれています。

 

赤ブドウ葉に関する最初の研究は1953年にフランスで行われ、1996年にフランスの薬に関する基準書「フランス薬局方」に記載されました。その後、2010年にモノグラフに収載されています。西洋ハーブ医薬品として取り扱われています。

 

西洋ハーブの医薬品とは、欧州医薬品庁(EMA)等により、基原植物やその使用法が規定され、有効性、品質管理、製造プロセスなどが明確に定義された、「生薬製剤」(Herbal medicinal products)のことを指しています。

 

日本や中国などでは漢方薬が親しまれていますが、西洋でも昔からハーブを主成分としているものがお茶や飲み薬として利用されてきました。また、飲むだけでなくあらゆる医薬品として親しまれていました。ヨーロッパ全土でこういったハーブを中心とした治療は行われていましたので、その効果や効能は広く認知されています。

 

赤ぶどう葉もその中のひとつです。昔から広く親しまれていたハーブとしての民間療法が、きちんと西洋ハーブ医薬品として取り扱われるようになったわけです。

 

 

日本では、2007年に西洋ハーブの承認審査のルールが示されたことにより、2011年に赤ブドウ葉乾燥エキス混合物(新有効成分)配合の医薬品が初めて承認されました。そして、一般市販薬アンチスタックスとして「むくみ改善」を目的としてドラッグストアや薬局などで市販されるようになりました。

 

また、その成分を主成分としたむくみ対策用のサプリメントなどもあります。